【出世魚 ブリ(イナダ)】
皆様こんにちは。
青森は今日も猛風吹き荒び、海は大荒れ。
10:00競りも入荷ほぼ無し。
青空と太陽が気持ち良いのですが、
風が強く、肌寒さを感じます。
そんな本日は、ゴールデンウィーク前の10:00競りで見つけた
イナダを紹介いたします。
写真は陸奥湾産のモノです。
ブリは出世魚と言うことは今や沢山の方が知っているでしょう。
出世魚の類の中で一番有名ではないでしょうか。
成長によって呼び名が変わっていきます。
15cm前後を「ワカシ」、40cm前後で「イナダ」または「フクラゲ」、
60cm前後を「ワラサ」、80cm以上でようやく「ブリ」!
…と言うような事は言われますが、
これと言って明確な基準はないようです!
(標準和名は大きかろうが小さかろうがぜーんぶ「ブリ」。)
本人が小さいと思ったらイナダ!
デカいけどブリの大きさじゃあないなと思ったらワラサ!!
こいつはでっけぇ〜や!と思ったらブリ!!!
迷ったらブリ!!!!!
さてさて、ブリにとてもそっくりな「ヒラマサ」と言う魚も
います。
パッとみると本当に見分けがつかないですが、
見分けるポイントもあります!
それは…「クチの端が丸か角か」で区別します!
丸みを帯びているのが「ヒラマサ」
角ばっているものが「ブリ」と言う事になります。
今回の写真はブリ(イナダ)。「口の端が角ばって」いますね。
良くわかるトピックスも載せておきます。
本当によ〜く見なければ気が付かないくらで、
プロの方の目利きには脱帽です。
(え?私ですか?箱に“ヒラマサ・ブリ”と書いてあるのを見てから口元を見て、納得している有様です…。)