【本日の10時セリ!! (コウイカ)】

おはようございます。 本日は、コウイカ目コウイカ科のコウイカをご紹介します。 青森や関東では、墨を吐き出す量が多い事から、『スミイカ』と呼ばれております。 本日の写真は、青森県むつ湾産で、胴の長さは9センチほどですが、大きくなると16センチを超えるそうです。 背中には、虎斑(とらふ)と呼ばれる見えにくいですが、横縞模様があります。 コウイカの甲は、平たく笹の葉のような形で、後ろには短いトゲのようなものがあります。 この特徴から、ある地域では『ハリイカ』と呼ぶところもあるそうです。 肉質は厚くて柔らかいのが特徴で、食し方は、刺身・寿司、天ぷらや焼きモノや煮つけなどにも合います。 <以前も掲載した薀蓄> 英語でイカは、「squid」と「cuttlefish」に分けて呼ばれています。 コウイカには『cuttle bone』という石灰質の甲の骨のような物があります。 このため、コウイカ目は「cuttlefish」と呼び、 ヤリイカやスルメイカのように、甲が柔らかく薄っぺらいモノを「squid」と呼ばれています。 アオリイカは姿・形からいうとコウイカ類に大変よく似ていますが、 実は・・・、ヤリイカ科のため、英語では「squid」と呼ばれます。 ちなみに、本日ご紹介したコウイカの由来は「甲を持つイカ」からきていると言われています。 <数え方> イカの数え方ですが、生きて泳いでいる間は1匹2匹で、本日のように水揚げされると1杯2杯、 焼いて食べるスルメのように干して加工したモノは1枚2枚と数えます。 若干面倒ですよね。(忙しくない方は、豆知識として覚えてみては、いかがでしょうか?)