【感動する味わい(ミネフジツボ)】

皆様こんにちは

今週かなり暑いですね。何もしなくても

大粒の汗が噴き出てくる感じです。

少し運動すると服の中がびっしょり。

とにかく水分をしっかりとり、

塩分も程良く摂って、

クーラーにあたりすぎず、栄養・睡眠をたっぷりとり、

熱中症には十分ご注意くださいね。

さて本日は、ミネフジツボを紹介致します。

(写真は青森県産です。)

…変わった形ですね。貝でしょうか？

実はコレ、カニやエビと同じ甲殻類です。

殻の高さも高く、「峰」を連想させると言うことで

「ミネフジツボ」という名になった説が有力です。

重量に対して食べる部分は少ないですが、

その味わいたるや、非常に濃厚で感動します。

さすが、カニやエビと同じ甲殻類、味わいは

カニ・エビ両者の甘味を閉じ込めた感覚です。

何とも言えぬ上品さがあり、磯の香りも爽やかです。

身も素晴らしく美味しいのですが、通な人は

フジツボの出汁が沁み込んだスープこそ一番の醍醐味だと言います。

フジツボの殻に残ったスープをすすってみると、豊かな磯の香りが瞬く間に広がり、

身を食べた時とは比べ物にならない程の強い香りに支配されます。

これはたまげます。美味しすぎる。