【七子八珍にも選ばれています！(ミネフジツボ)】

皆様こんにちは

本日はミネフジツボを紹介いたします。

写真は青森産のモノです。

旬は7月〜9月あたりとの事なのですが、

朝競りで出会いましたので写真をパシャリ。

フジツボ類はその外見やかたい殻に包まれていることから、

貝類だと思っている方が大半だと思いますが、

実は、カニやエビなどと同種の甲殻類です。

幼生期は自由に泳ぎ回っていますが、固着するに適した場所を見つけると、

触覚からセメントのような物質を分泌して固着し、貝殻のような形になっていきます。

直径3〜4cmの大きさですが、5cmまで大きくなるものもいるそうです。

身の量は少なく、食べるというよりはつまむ？　そう、吸う感じですね。

身を食べた後に中にたまっている汁（エキス）を飲みますと、

強く濃厚な海の香りと味がします。海水でさっと湯がいて食べます。

その味はさすが甲殻類、エビやカニにどことなく似た味がするようです。

青森では昔から食べられている魚介類、“七子八珍”の「八珍」の中に選ばれているほど、

お馴染みの食材です。