【桃の節句といえば・・・。(シナハマグリ)】
おはようございます。
本日は、3月3日で桃の節句でございます。ですから、
マルスダレガイ目マルスダレガイ科のシナハマグリをご紹介します。
写真↓は、中国産で2キロ入りです。
日本で『ハマグリ』という名称で販売されているハマグリ類は、ハマグリ、チョウセンハマグリ、
タイワンハマグリと本日紹介しておりますシナハマグリなどです。
これらの種類のハマグリ類を『ハマグリ』という名称で販売していますが、
産地を前面にだして価格を変えて販売しているのが現状です。
その中でシナハマグリは、多分に1番のシェアを誇っているハズです。
弊社のハマグリ担当者は、形がハマグリよりも丸いので判別がつくと言っておりましたが、
私のような素人は、双方を同時に比較して見ないと形での判別はできません。
ところが、形ではなく貝殻の色合いですと比較的判別し易いです。
アイボリーや白ベースで、ツヤのあるハマグリに比べると光沢が少なく、
どちらかというとグレーや黒ベースの色合いをしております。
味わいは、ハマグリとほぼ変わらないとされておりますが、(私には違いがわかりません。)
お値段は、ハマグリの2分の1?3分の1程度で取引されています。
ということですので、1番簡単な見分け方は、お値段ということになりますね。
さて、ハマグリといえば、本日の題名にもなっている、桃の節句には欠かせないアイテムです。
ハマグリは二枚の貝殻を離すと、他ハマグリの貝殻とピタリと合うことが決してありません。
↑のことから、「ハマグリの殻のようにピタリと合う男性と娘がめぐり合い、幸せな人生が送れますように」
ということで、ひな祭りにはハマグリということになったようです。
亜鉛や銅などの鉄分を多く含み、貧血気味の方や、授乳期の女性にはぜひ食べて頂きたい食材です。
可愛いお嬢様がいらっしゃる皆様、ぜひお召し上がり下さい。
<薀蓄>
昔よく使われていた言葉で、道から外れた子供達のことを『グレる』と言っていました。
私自身、両親から怒られた時などに、「グレてやる!」とバカなことを言っていました。
この『グレる』の語源はハマグリからきているそうです。
ハマグリは上記のとおり二枚の貝殻を離すと、他の貝殻とピタリと合うことが決してありません。
そこで、業界用語のように言葉の順序を逆にして、その意味合いも、
何をしても意見が食い違うという逆の意味の『グリハマ』という言葉ができたそうです。
この『グリハマ』が変化して動詞?になり、『グレる』となったそうです。
明日は弊社お休みです。お間違いのないように・・・。
