【マダラをおろしました・・・が、】
こんにちは。
先日、私みたいな包丁がヘタクソな人間でも、マダラをおろしているところをホームページに掲載したら?
と、優しい上司にお伺いをたてたところ、そういうモノも必要かも知れないと同意をいただき、
やってみました。 弊社、さすらいの調理人がマダラをキレイにおろすしているところはコチラ
<協力>カメラで撮影だけのハズが、終盤は包丁でマダラをおろしはじめてしまった、優しい上司。
写真は秋田県産のマダラ、全長92センチ・重量5キロでございます。
大きいため、市販のまな板(長さ40センチ)を2つ繋げておろしてみました。
まずは、ニオイの原因、表面のヌメリを包丁を使って丁寧に削ぎ落とします。
赤い〇の部分がヌメリ(ネラと青森市場では言っております。)であり、念入りに取ることをお勧めします。
(ヌメリは深海の水圧から体を守る為のモノであり、このヌメリがマダラ独特のニオイの元でもあります。)
胸ビレを掴んで、頭を落とします。
眼の部分に思い切って指を入れると頭が安定しますので、頭も切りやすくなります。
カマ、頭などを出来るだけ小さくすることができました。
↑が胃袋です。よく水洗いをし、小さく切って鍋やじゃっぱ汁(アラ汁)にして食べます。
コリコリとした食感が心地良いですから、マダラを一本で購入した際には、ぜひお試し下さい。
(ただし、必ず加熱してから食して下さい。)
頑張っておろしていたのですが、どうも不恰好になってしまい、途中から優しい上司(写真右)が、
登場しましたが、既に収拾がつかない状態に陥っておりました。
ということで、この後の切り身はかなり薄い状態になってしまい、掲載することが出来ません。
申し訳ありません。しかし、この日のじゃっぱ汁(アラ汁)は背骨にビッシリと身が付いていたので、
本当に贅沢で美味しい料理になりました。
包丁がヘタクソだと、じゃっぱ汁は最高級品になりますね。(ポジティブシンキングは大事だと思います。)