【甲子園球場に飛んでいそうな・・・。(シロウオ)】
おはようございます。
本日は、まず上記写真をごらんください。
このロケット形の風船は・・・スズキ目ハゼ科ハゼ亜目シロウオ属のシロウオです。
写真は、青森県平内産です。
青森では、6月頃まで楽しめる春の風物詩のひとつです。
写真のシロウオは、踊り食いで楽しむために、活のままビニールに入れて酸素を注入して運びます。
何回ご紹介しても本当に、シラウオと混同しがちですよね。
特徴は、細長く透明で、(死ぬと真っ白になります。)体に鱗がありません。
何かの幼魚と思われたりしますが、ハゼ科の立派な成魚(大人)です。
このように幼形のまま成熟して成魚になる現象は、幼形成熟(ネオテニー)と呼ばれています。
(例)アホロートル(ウーパールーパー)やイソギンチャクなどetc
漢字で記載すると「白魚」または「素魚」と書きます。
シロウオとシラウオの違いをよく知りたい方はコチラ
食し方は、踊り食い、椀物や卵とじ、天ぷらなどでどうぞ。
(筑紫地域では茹でると『つ・く・し』の文字の形に似るため吸い物種に大変喜ばれるそうです。)
青森にお越しの際は、ぜひ一度お試しください。