【本日の10時セリ!!出来れば触れたくなかった。(エゾイソアイナメ)】

こんにちは、本日はタラ目チゴダラ科チゴダラ属のエゾイソアイナメをご紹介します。 写真は、体長32センチ青森県陸奥湾産です。青森では、「ドンコ」と呼んでいます。 なぜ、本日の題名のように記載したかと言いますと、エゾイソアイナメと同属にチゴダラという魚がいます。 この両者は大変よく似ており、同種だと考える研究者と別種であると考える研究者がおり、 どちらの名称で紹介するのが良いのか、私自身わからないからです。 形態の違いがほとんどありませんが、見極める説が2つほどあります。 ?水深10メートル以浅に生息するのが、エゾイソアイナメであり、 水深150メートル?700メートルに生息するのがチゴダラである。 ?エゾイソアイナメとチゴダラの目の大きさを比較するとチゴダラの方が大きい。 となっておりますが、定かではありません。 特徴は、タラ目の魚だけあって、下アゴに短いヒゲが一本(下記写真の赤い〇で囲んだ部分)あること、 尾ビレに向かって体が細くなっており、尾ビレが大変小さいことで区別します。 深海性の魚なので、引き上げられると内臓が口まで出てきてしまうことがあります。(左の写真です。) 食し方ですが、焼き物・煮付け・鍋などにして食べると、小骨が若干気になりますが、大変美味です。 産地やサイズにもよりますが、比較的手に入りやすい魚ですので、ぜひお試し下さい。