【「棒たらの煮付け」、クッキング!2015改良バージョン。】
こんんちは。タイトルにある「棒たら」は、スケトウダラをカチカチに乾燥させたものです。
干すことで長期保存と運搬がし易いことから、海から遠い津軽地方の農村部では、貴重なたんぱく源として
重宝されてきた食材です。また、干すことで旨味が凝縮され、独特の味わいと食感が出るのです。
津軽地方の田植え時期、白飯のおにぎりと、根菜類と一緒に甘辛く煮付けた棒たらが欠かせない一品でした。
そんな『棒たらの煮付け』、レッツ・クッキング♪※2015年改良バージョンです。
棒たら・乾燥した状態で300g、昆布を3cm位に切ったもの適量、皮つき生姜スライス1片、
出汁800cc・ザラメ大さじ4・酒大さじ4・醤油大さじ4・みりん大さじ4を支度します。
1.ボウルに棒たらと浸る位の水を入れ、途中数回水を替えながら24時間かけて戻します。
2.鍋に戻した棒たらと隠れる位の水(番茶なら尚良し)を入れ、火にかけて沸騰してから5分下ゆでする。
アクがたくさん出るのでしっかり取って、ザルに揚げて水気を切っておく。
3.圧力鍋に棒たらを入れ、出汁800cc、ザラメ大さじ4、コンブ適量、生姜スライスとしょうゆ少々(分量外)
を入れ、加圧が始まったら、ギリギリ針が動く位の圧力で20分加圧する。
4.自然減圧後、酒大さじ4、醤油大さじ4、みりん大さじ2を入れたら5分加圧する。
5.自然減圧後蓋を取り、弱火で煮詰めていきます。
6.焦がさないように注意しながら、汁が無くなる位にしっかりと煮詰めます。
冷まして味を浸みこませてから器に盛り、完成です。
本来ならストーブなどの上で半日から1日かけて煮込んだりするのですが、時間が無い時は、
圧力鍋があれば一気に仕上がります。お試し下さい。