【奇妙な形ですが美味。（ミネフジツボ）】

こんにちは。

本日は、蔓脚亜綱のミネフジツボをご紹介します。

写真は青森県むつ湾産のもので、天然モノですので殻の形や大きさは様々です。

まだ生きていましたので、口から触覚のようなものが時々スルスル?っと伸びてきていました。

その触覚からセメントのような物質を分泌して、適当な場所に固着して写真のような形に

形成されていきます。

形から貝類のように見えるのですが、ミネフジツボは甲殻類、エビやカニの仲間です。

味のほうも、エビやカニのような味わいがあり、価格もなかなか高価です。

食し方は、さっと海水でゆがいて爪の部分を掴んで、中身をゆっくりと取り出して食べると

そのエビのようなカニのような旨みがとても美味しいのだそうです。

青森の昔から親しまれている魚介類・七子八珍の八珍にも選出されています。

青森での旬は９月中旬頃までとされていますので、機会がありましたら是非お試し下さい。