【珍しい!色鮮やか!!(オニオコゼ)】
こんにちは。
本日は、カサゴ目オニオコゼ科オニオコゼをご紹介します。
写真のオニオコゼは、青森県深浦で水揚げされたもので、
一尾だけオレンジ色のオニオコゼが混ざっていました。
オニオコゼは地方名で、『アカオコゼ』とも呼ばれており、
詳しくはわかっていませんが、深い場所や岩場に隠れて棲んでいるものに、
赤い色や鮮やかな色のオコゼがいたりするそうです。
鮮魚担当N氏も、「こんな綺麗な色のオコゼは初めて見た!!」と驚き、
すかさず、カメラで撮影したそうです。
年配の市場関係者も珍しかったらしく、
「おっ、アカオコゼだ!これ、ケばメどう?(食べると美味いぞ?)」とのコメントでした。
言い伝えで、山の神が女性で醜かったため、オコゼを供えられた際、
自分より醜いものがいると喜んで、ご利益を授けたという話もあります。
オニオコゼは、お値段お高めですが、
淡白で身がしまっていて美味しいです。
刺身や鍋もおいしいですが、唐揚げがお勧めです!
オニオコゼの背鰭には、強い毒があるので、
注意が必要です。
弊社太公望N氏は以前、誤って手に刺してしまい、
救急病院に行った事があるそうです。
どれくらい痛いのか聞いてみたところ
「痛いを通り越して、わけわかんなくなるぞ。
痺れてアブラ汗でた!」
もしも背鰭が刺さった時は、
病院で診てもらったほうが良いかと思います。

