【連休前ですから、雑談です。】

おはようございます。

今から10年程前、当時私は大学生で、あるキッカケからハンガリーに行くことになりました。

その時通訳をしてくれていた同い年のハンガリー人の方と友達になりました。

(現在でも、連絡を取り合っています。)

驚いたことは、その方が話す日本語でした。流暢であり、イントネーションも発音も完璧でした。

この方だけが特別流暢なのかと思いきや、他の通訳の方々もネイティブに近い日本語を話していました。

英語圏の方やアジア圏の方が話す日本語には、独特のイントネーションがありますよね。それが全くないのです。

何故、そんなに完璧な日本語を話すのか聞いたら、ハンガリー語(マジャール語)は日本語よりも母音が多いからではないかという答えが返ってきました。

日本語の母音は5つですが、ハンガリー語は10数種類あるそうです。

(昔のことで忘れてしまい、インターネットで探しましたが、見つけられませんでした。申し訳ありません。)

10年以上経過し、日本語を話す多くの外国人の方と親交がありましたが、今でも外国人が話す日本語で一番ネイティブに近く話せるのは、ハンガリーの方々だと思います。

さて、帰国後にそのハンガリー人の通訳の方が、素晴らしいタイミングで日本の大学に留学してきました。

ハンガリーで散々お世話になった私は、いろいろなところを案内しようと思っていました。

何処に連れて行こうかと考えていた時に、その方は、「日本に着いたらすぐに検査を受けたい」と言いました。

なんの検査かというと、魚介類のアレルギー検査でした。

日本では、よく食事に生の魚が出てくるが、その方はアレルギーがひどいため、食べられないと言うのです。

食物アレルギーが無い私は「少しぐらいなら平気じゃないの?」と聞きましたが、その方は首を横にフリ、

「そう言って、必ず勧められるでしょう。」「その時に失礼な態度にならないように・・・、それと証拠の為に検査を受けたんです。」と言って私に検査結果の紙を見せました。

紙の左側に魚介類の名前が10項目ほど書かれてあり、その名前の右側に横長の棒グラフがありました。

ほぼ、全ての項目の棒グラフがふり切れんばかりに最大値を示していました。

(検査をした病院の先生が「こんなにすごい数値は初めて見た!!」と言ったそうです。)

私は、「こんなにヒドイアレルギーなの?」「これじゃあ、魚が食べられないね。かわいそうっていうか残念だね。」と言うと、「でも、まだ日本人じゃないだけ、良かったと思うよ。」との答えに納得してしまいました。

その方が日本にいた間、何度か食事に行きましたが、必ずその検査報告書を持って行き、行く先々で説明していました。「食わず嫌いなんじゃない?1度食べてみなよ。」などと言われる度に同じ説明をしている姿を見て、

食物アレルギーの方は本当に大変だなと感じました。

弊社の社員になるのも大変でしょうね。毎日お魚に囲まれるわけですから・・・。

その方が言った忘れられない一言です。

「私を殺すのは簡単。武器も薬も必要ない。刺身を一切れ食べさせられれば、私はあの世行きです。」

好き嫌いではなく、アレルギーで食べられないものがあるのは、大変ツライことだと思います。