【本日の１０時セリ！！（アブラツノザメ）】

今日はアブラツノザメをご紹介します。

青森では、アブラザメと呼ばれています。

アブラツノザメは背びれが二枚あります。

その背びれの前にトゲがあり、そのトゲを切ると、

樹木の年輪のように、年齢が推定されるのだそうです。

成長は遅く、全長２・３０センチで生まれた子供が、

６・７０センチの性成熟に達するまで、少なくとも１０年かかると

言われており、４０年程かけて、１メートル程度になるそうです。

写真のアブラツノザメは働き盛りの年齢ということになります。

卵胎生で妊娠期間は１８?２４ヶ月と非常に長く２?４月に１?２０尾の子ザメを産みます。

食し方は新鮮なら刺身、焼き魚や煮魚、ちくわの原料にもなります。

良質の油を大量に含んだ肝臓や、肉にはビタミンＡや脂質が豊富であり、

健康食品や化粧品・医薬品として利用されています。

世界的に商品価値の高いサメであると言えます。

最後に一句！！

健康に　良いという物程　グロテスク　（詠み人知らず）