【捌き方教室 〜サザエ編〜】
皆様こんにちは。
久六島のサザエ、今年は2年ぶりに解禁になりました!
サザエと言えば壺焼きですね。
しかし、「お刺身で食べたい」という機会もあると思います。
と言う事で、
本日はサザエの剥き方捌き方の紹介をいたします。
あくまでも私流ですが、活のサザエが手に入ったら、是非やって見てください。
◇用意するもの◇
・殻剥き 1本 (無ければスプーンの柄などで代用可能です)
・軍手 1枚 (手の保護用として。サザエの口の縁は鋭い為、十分ご注意ください。)
・サザエ お好きな玉数ご用意ください!
◇剥き方(私流ですが)◇
1)サザエの口にある蓋の隙間に殻剥き(スプーンの柄)を
2〜3cmの深さまで素早く差し込みます。
(この時、ゆっくりやってしまうと、サザエが身の危険を感じ、
蓋をがっしり閉じてしまいます!
そうなったら放っておき、蓋を開くまで別のサザエを剥きましょう。)
2)差し込んだら、サザエの口をなぞるように
素早くスプーンの柄を回すと身が外れます。
3)身を外したら、肝と貝柱がまだ貝殻の中に残っていますので、外します。
指を鉤の形にし、サザエの口に入れ、内側を滑らせるようにひねると、
貝柱と肝が取り出せます。
2枚目の画像、肝が2つありますが、他のサザエとの比較のために並べて撮影しました。
4)肝(渦を巻いた部分)を貝柱から切り外します。
5)蓋からも身を切り外します。
(蓋に身を残さないように。
蓋ではなく、身の部分を持ちながら切ると外しやすいです。)
以上でサザエの剥き・捌き作業は完了です!
この後は、塩もみをしてぬめりと臭みを取り、塩を洗い流し、
一口大に切れば完成です!
サザエの剥き作業、モノスゴク難しいです。
テレビや動画サイトでは、職人がいとも容易くツルンと剥いていたので、
簡単だと錯覚してしまいました。
いざやってみると、思うようにいかず…
私のような凄絶に不器用な素人は全く歯が立ちませんでした。
ムムゥ…
それでも、剥きたては誠に美味しかったです。
歯応えはコリコリと張っており、しかし歯切れ良く。
味は磯の独特な香りや苦みも多くなく、旨みもしっかりあり、
非常に上品な味で美味でした。
壺焼きもとても美味しいですが、お刺身も非常に美味です。
皆様も機会があれば是非やって見てください。