【サクラマス捌き方教室】

皆様こんにちは!

またまた弟子がお知らせ致します。

今日はサクラマスの捌き方を師匠に教えて頂きました。

サクラマスは、先日紹介したエゾイワナ、アメマスと同様に、

もともとはヤマメという名前です。

サケ・マスと同じく川で一生を終えるのがヤマメ、海に下りて帰ってくるのがサクラマスです。

川で過ごすヤマメは、体長が最大で30cm位まで成長し、生涯パーマークを体側に持ちます。

海から帰ってくるサクラマスは、最大60cm位まで成長し、パーマークは銀化とともに消失します。

春先の沿岸を回遊している個体や遡上直前の個体は、脂がのり、

マス類の中でも最も美味しいとされております。

その中でも板マスといわれるサクラマスがいます。

特徴としては、重さ4キロを超え、太って体高が高いものがこう言われるそうです。

サクラマスのお話しはこれくらいにして、捌き方に移りましょう!!

サクラマスを美味しく食べるには、

師匠曰く、「なんの魚でも下処理を丁寧にする事が食べる時に味を大きく左右する」との事でした。

★大事な下処理ポイント!★ 鱗は丁寧に取るべし!

サクラマスは、鱗が非常に取りづらいです。

まず、包丁で丁寧にとり、金たわしでこすります。

金たわしを使うと生臭さの原因となるヌメリと鱗がきれいにとれるので、

是非お試し下さい。

包丁と金たわしを使ってウロコを取るとこんなにピカピカに!

ウロコを取り終えた後、肛門から包丁を入れ、エラ下まで切り、内臓を取り出します。

★ここでも大事なポイント!★ 血合いをきれいに取るべし

スプーンを使い、流水できれいに取りましょう

…っと、本日はここまで!

明日、第2弾を紹介したいと思います。お楽しみに!

市場には、桜が咲く頃に旬を迎えるトゲクリガニ、シャコの入荷が多くなってきました。

お花見に欠かせないアイテムですので、店頭やお食事処で見かけましたら、

是非ご賞味下さい。

クリガニとガサエビうだでめぇはんであおもりでけぇ! 

→訳「トゲクリガニとシャコはとても美味しいから青森で食べて下さい!」