【青森の食文化。身欠き鰊。】
こんにちは。トピックス会員1号、久しぶりの登場です。
青森県は、津軽は米、南部は畑作、三方は海に囲まれた魚の宝庫と、食べ物を生み出す全ての基盤
海・山・川・田・畑を持ち、独特の食文化圏をつくっています。
そして、身欠き鰊。
昭和40年代まで、北海道に米を背負って行った人達が、帰りに身欠き鰊を背負って帰って来たものです。
青函連絡船の廃止と共に、そんな風景も見られなくなりました。
身欠き鰊を好んで食べる文化は、北前船の航路に沿っています。
北は北海道から青森、山形、富山から京都まで!
津軽の農村部では、作業の合間に食べるものとして、白い握り飯、身欠き鰊と根曲り竹や根菜類を
煮込んだもの、棒タラを戻してフキ等と甘じょっぱく煮込んだものが定番でした。
近年主流の八部乾きの身欠き鰊です。次回はこれを使って、以前もちょっと紹介したことのある
「身欠き鰊とピーマンの和え物」ニューバージョンをご紹介します。