【平成27年マルハニチロ侫武多会のいわれです。】

平成27年マルハニチロ侫武多会 出陣ねぶた 「三国志より 張飛 長坂橋に吼える」

 桃園の誓いで劉備・関羽と義兄弟の契りを結んだ、中国 三国時代の豪傑 張飛翼徳は、

一人で一万の兵に匹敵するといわれる程の勇猛さで、多くの武将から恐れられていた。

 後漢末期、劉備軍は敵対する騎兵五千の曹操軍から追撃され、とうとう当陽県の長坂で

追いつかれてしまう。曹操軍を阻止する為、張飛はわずか二十騎を率いて長坂橋へ向かった。

この橋を越えなければ劉備軍の所へ攻め入れないのである。

張飛は一人でその橋上へ立ち塞がった。

そして、眼前に迫った曹操軍の大軍に対し、

「我こそは張飛なり!勝負したい者は前へ出ろ!」

と目をいからせ蛇矛を振り上げ、地鳴りのような声で大喝した。さすがの曹操軍も、この鬼の

ような迫力には恐れをなし、すごすごと退却するしかなかった。

 すぐさま張飛は部下に橋を破壊させ、見事に自軍を危機から救ったのであった。

 外敵から国を守るため、一人強大な勢力に立ち向かった張飛の勇姿に、困難が絶えない

世の災いを払い、平和が続く事を祈り願うものである。

                                        解説・手塚茂樹

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