【本日の10時セリ!!(クロソイ)】
おはようございます。
本日は、カサゴ目フサカサゴ科メバル属のクロソイをご紹介します。
写真は青森県陸奥湾産、全長54センチで重量2.2キロというかなり大きいモノです。
クロソイは1歳で25センチ前後、3歳で40センチ前後に成長することから、
写真のクロソイは4歳以上だと思われます。
大体は茶色?黒い体色ですが、色・斑紋ともに水揚地域や固体そのもので違いがあります。
よく似ているキツネメバルとの見分け方は、下記写真にも掲載しておりますが、
目の下にある涙骨(ルイコツ)に3?4つのトゲがあるとクロソイであり、
キツネメバルにはトゲがない、もしくは鈍角な出っ張りが2箇所あることで見分けています。
↑見えにくい写真で大変恐縮です。
クロソイの白身はやや癖があるとされていますが、脂がのり大変美味です。
青森市では「ソイ」または「クロゾイ」と呼びますが、青森県の下北地域では「ナガラ」と呼んでいるそうです。
青森での旬は、これからです。冬になると脂肪を蓄えたクロソイが水揚されます。
刺身や煮つけで食すと本当に美味です。冬に青森にお越しの際は、ぜひお試し下さい。