【本日の10時セリ!!(アイナメ)】 2008年10月7日 最終更新日時 : 2023年6月21日 WebMaster こんばんは。 本日は、カサゴ目アイナメ亜目アイナメ科アイナメ属のアイナメをご紹介します。 写真は、青森県むつ湾産で、全長43センチとナカナカ良いサイズでございます。 七子八珍の堂々九品にも選出されており、青森では、『アブラメ(油目)』と言われております。 名前の由来は鮎のように縄張りを持つので<鮎並>が転じてアイナメになったという説が有力です。 良く見てみると鮎に姿も似ていますね。(かなりメタボチックですが・・・。) アイナメ類は冬を代表する魚で、水揚量が多くなるとこれから冬に突入するな?と感じます。 青森での旬は6月?9月であると言われていますが、年間を通じて美味しい魚だと個人的には思います。 写真上がオス、写真下がメスです。オスは、秋?冬になると婚姻色(縄張りオス)が出てきて、黄色くなります。 もっと寒くなるとまっ黄色になります。昨年掲載したまっ黄色なアイナメはコチラ この色は緯度が高くなればなるほど鮮明だそうです。青森よりも北海道に行くともっと黄色なんでしょうね。 冬に黄色くなったオスは、風通しならぬ潮通しのよい、浅い岩礁域に縄張りを作り、 そこでメスが来るのを待ちます。(お嫁さんを貰うために新居を建てるわけです。) メスが新居に入り産卵したら、オスが卵を保護します。(アイナメは一夫多妻制だそうです。) 複数のメスに産卵させるプレイボーイなオスですが、その卵はメスそれぞれによって色合いが異なるそうで、 卵を保護しているオスが何匹のメスに卵を産ませたのかが、一目瞭然だそうです。 刺身、照焼き、煮付け、塩焼、空揚げなど様々な料理にされますが、鮮度が落ちやすいのが難点です。 明日は弊社お休みです。お間違いのないように・・・。