【本日の10時セリ!!(キツネメバル)】
おはようございます。
本日は、カサゴ目フサカサゴ科のキツネメバルをご紹介します。
青森では、『マゾイ(真ゾイ)』と呼ばれています。
キツネメバルは斑紋や体色が暗かったり、明るかったりと漁獲地域・季節で変異が多いことから、
色々な種類のメバル類と勘違いされやすいと言えます。
大変似ているモノでタヌキメバルがいます。
尾ビレなどの縁が白色でない、もしくは白色だが、非常に狭いとキツネメバル。
尾ビレ縁の白色帯が広ければタヌキメバルということになりますが、
二種類を比較しなければ、分かりづらいと思います。
一般消費者の方は、黒いからクロソイと間違う方が多く見受けられますが、圧倒的な違いは、
目の下にある涙骨(ルイコツ)がギザギザしたトゲが3?4本あるとクロソイで、
キツネメバルには、そのようなギザギザのトゲがなく、滑らかなウェーブがあります。
<協力 K画伯>
クロソイ・キツネメバルともに、大変美味しいのですが、個人的には、本日ご紹介したキツネメバルの方が、
白身で脂がのっており、癖がなくどんな料理にも向くことから、好きです。
刺身・煮つけ、なんでもコイです、ぜひお試し下さい。