【本日の10時セリ!!(サクラマス)】

おはようございます。 本日はサケ目サケ科サケ属のサクラマスをご紹介します。 七子八珍の『隠れ十品』にも選出されているサクラマスが水揚げされ始めました。 青森では、サクラマスを『本マス』と呼び、カラフトマスを『青マス』と呼んでいます。 写真は、32センチ800グラムとまだ小柄なサクラマスです。 今月中旬頃から全長40センチ以上、1キロを超えるサクラマスが多く水揚げされると思われます。 近年では、漁獲量が減少し、サイズが大きくなるほど高値で取引されています。 以前も掲載しましたが、本日ご紹介しているサクラマスが降海したもので、ヤマメは陸封型です。 陸封型のヤマメはパーマークと呼ばれる黒い斑点が特徴的で、降海すると写真のようにパーマークが無くなり、体色も黒もしくはグレーが銀色の体色に変化します。 (ヤマメは30センチ前後、サクラマスは60センチ前後になります。) ↓コチラは養殖のヤマメです。 生後1年半、稀に2年半川で過ごし、3?6月に海へ下り大きく育って、1年後の春に川へ戻ってきます。 降海型は北に行けば行くほど、その数が多くなり、北海道ではほとんどが降海するそうです。 近年では、湖で大型化したモノがサクラマスと同じ、銀色化し、降海型と同じ容姿になるモノもいるそうです。 身に脂肪分が多く、何をしても美味だと言われているサクラマスの食し方ですが、 ルイベ、ムニエル、塩焼、バター焼き、フライなどに良く合います。 お刺身も美味しいと言われていますが、寄生虫のアニサキスの危険性から、あまりお勧めできませんが、 それでも食べてみたいと言う方は、一度?20℃で冷凍してから食す事をお勧めします。 アニサキスは、加熱もしくは上記のとおり?20℃で冷凍しなければ死滅しません。 (冷凍で死滅させる場合は24時間以上が望ましいです。)