【七子八珍の日】

おはようございます。 明日、2月7日と明後日の8日は、七子八珍の日でございます。 ↑のように七子八珍の日ということで、今日と明日は、七子八珍について掲載致します。 さて、七子八珍と書いて「ななこはっちん」と読みますが、(?_?)と、なってしまっている方にご説明致します。 「七子八珍」とは青森近海から漁獲され、 旬には青森家庭の食卓にのぼる34品を総称して「七子八珍」といいます。 (七子八珍は、社団法人青森観光コンベンション協会の登録商標です。) ここで、「七子八珍なのに、何故34品になるの?足すと15品じゃない!」と思った方・・・、 それをこれから説明しようと思っておりました。m(_ _)m 青森の新鮮な魚介類を「四季の味」としてブランド化したもので、 「七子」・「八珍」の他に「堂々九品」・「隠れ十品」の全34品目を旬の食材として紹介しているのです。 本日は、七子八珍の「七子」と「八珍」のご紹介をします。 七子とは、すじこ、たらこといった魚卵などで子(こ)のつくもの七品を指します。下記の日付は青森での旬です。 ?『このこ』・・・なまこの卵巣のことで、青森では主に生や塩辛にして食します。(3?4月) ?『たこのこ』・・・たこの卵巣。生はもちろん、煮たり、蒸したりして食します。(11?5月) ?『ほたてのこ』・・・貝柱の外側にある卵のように見える生殖巣です。生や煮付けにして食べます。(1?3月) ?『すじこ』・・・鮭の卵を、一腹ずつ塩漬けにしたものと生すじこを指します。(10月中旬?12月) ?『ましらこ』・・・マダラの精巣、刺身やさっと茹でてポン酢などで食します。(12?翌1月) ?『たらこ』・・・マダラの卵で、醤油漬けや煮付けにして食します。(12?翌1月) ?『ぶりこ』・・・青森では、ハタハタの卵をぶりこと呼び、ダシで煮込んで食します。(11?12月) 八珍とはその名のとおり、八品の珍味をさしています。 ?『ほや』・・・生で食べるとほろ苦さがあります。焼いたり天ぷらにする食べ方もあります。(7?8月) ?『なまこ』・・・青森ではほぼ、生でしか食べません。コリコリの食感が最高です。(12?翌1月) ?『がさえび』・・・シャコのことです。青森ではお花見に欠かせない商品です。(4?6月) ?『くりがに』・・・ケガニを小さくしたようなカニですが、カニ味噌が濃厚で美味です。(4?6月) ?『さめ』・・・アブラツノザメなどを指します。アブラツノザメは、煮付けにすると美味です。(12?翌2月) ?『うに』・・・ムラサキウニなどを指します。バフンウニよりもあっさりしたお味です。(6?7月) ?『ふじつぼ』・・・ミネフジツボなどを指します。ボイルするとカニとエビのような味がします。(7?10月) ?『白魚』・・・シラウオ(シラウオ科、3月、9?10月)とシロウオ(ハゼ科、4月中旬?6月)を踊り食いや刺身、         椀物に使います。 明日は、「堂々九品」・「隠れ十品」をご紹介します。 待ちきれない方は、こちらをクリック→社団法人青森観光コンベンション協会