【キレイです。(ニジマスのイクラ)】
こんにちは。
本日は、サケ目サケ科サケ属のニジマスの卵をご紹介します。
写真をご覧下さい。キレイですよね。こちらは青森県産の養殖したニジマスの卵を醤油イクラにしたモノです。
皆さんが見慣れているサケのイクラよりもヒトマワリほど粒が小さいです。
一般的に販売されているイクラの直径は6?7ミリほどですが、ニジマスのイクラは直径4ミリ以下でございました。
食してみましたが、サケのイクラと比較するとサラッとしていて、弾力が強く、プチっという歯ごたえを感じます。
ニジマスは、サケ属としては比較的水温の変化に強く、
人工孵化が容易なことから、世界中で養殖・放流されています。
他のサケ属のように産卵後に死ぬ事が少なく、何年にもわたって産卵することが可能だそうです。
天然の二ジマスには、海に下る降海型(スチールヘッド)と一生淡水で生活する陸封型がいます。
陸封型は80センチほどになり、降海型(スチールヘッド)は120センチまで成長するモノもいるそうです。
日本で養殖または放流されたものはすべて陸封型で、一般に30センチほどです。
よく、スーパーなどで、「トラウト」や「トラウトサーモン(サーモントラウトとも書いてあります。)」と記述されている商品を見かけると思いますが、それがニジマスを養殖したモノです。
しかしながら元来、トラウトは(trout)英語でマスのことを指しており、
ニジマスの養殖=トラウトということではないようです。
ちなみに、ニジマスという標準和名は英名のrainbow trout(虹のマス)からついたという説が有力です。