【お腹の中で育ちます。(ウミタナゴ)】

こんにちは。

本日は、スズキ目ウミタナゴ科ウミタナゴ属のウミタナゴをご紹介します。

写真は青森県むつ湾産のもので、青森では「タナゴ」と呼ばれています。

北海道中部以南、朝鮮半島南部などの沿岸に生息しており、刺し網・定置網などで漁獲されます。

背ビレ棘数が9?11本あり、眼から上あご後端に褐色のラインがあることが特徴です。

体色は青みがかったもの赤みがかったもの様々ですが、まとめて「ウミタナゴ」と呼ばれており、

釣りの対象魚としても人気があります。

ウミタナゴは卵胎生の魚として知られており、メスのお腹から仔魚の姿で産まれてきます。

仔魚は全長約5cmの大きさで、すぐに泳げる力を持っているのです。

食し方は、身が柔らかくやや水っぽいため、塩焼きや干物などに。

また煮付けにする時は、軽く焼いてから煮付けると身が崩れにくいですので、お試し下さい。