【イカ墨たっぷり?(コウイカ)】

こんにちは。

本日は、コウイカ目コウイカ科のコウイカをご紹介します。

写真は青森県むつ湾産のもので、外套膜(胴体部分)が12cm前後のものでした。

大きいものは17cmほどまでになります。

本州中部から九州、中国大陸の沿岸域に生息しており、春先なると内湾に近寄ってきて、

海藻や海底に沈んでいる木の枝などに卵を産み付けます。

「コウイカ」の名前の由来は、背面に平らな石灰質の骨のような甲(貝殻)があるところから

と言われています。

青森では「スミイカ」と呼ばれており、墨を大量に吐くことからその別名がついたと言われています。

外套膜がドーム型の袋状になっており、左右の縁が“えんぺら”と呼ばれるヒレで覆われています。

イカには良質なタンパク質やタウリンが含まれていますし、身が厚いわりに柔らかく、

適度な歯ごたえと甘みがありますので、刺身・焼物・天ぷら・フライなどでお試し下さい。