【丸々と太い。(ヒラソウダ)】

こんにちは。

本日は、スズキ目サバ科ソウダガツオ属のヒラソウダをご紹介します。

写真のものは青森県むつ湾産で、全長32cm程の大きさでした。

大きいものは60cm位にまでになるそうです。

同じソウダガツオ属の「マルソウダ」と見た目がそっくりで、区別されずに

“ソウダガツオ”として流通しています。

ヒラソウダの特徴は、頭部と鰓蓋の黒い部分が繋がっていないこと、

鱗部分が第一背ビレから第二背ビレの中間からキュッと細くなっていること、

個体差はありますが、体高があることで区別できます。

この日マルソウダの入荷もありましたが、比較するとヒラソウダの方が太くて大型でした。

ソウダガツオ属は、「ソウダ節」として生節や削り節に加工されて流通することが多いです。

鮮度が落ちると、ヒスタミン中毒をおこしやすくなります。

旬の秋から冬にかけては、脂ものってくるので、新鮮なソウダガツオを見かけたら、

刺身・煮付けなどでお試し下さい。