【本日は、闇夜に光る!!(ホタルイカ)】

おはようございます。

本日は、ツツイカ目ホタルイカ科のホタルイカをご紹介します。

写真は富山湾産で、水揚げ後ボイルしたものです。

胴長が7センチほどで小型ですが、胴・頭・腕に約1000個の発光器があります。

その発光のメカニズムは陸上のホタルと同様で、

ルシフェリンという物質にルシフェラーゼという酵素が働いて光ります。

これらのような生物の発光は電気とは異なり、発光している間は熱を持ちません。

第4腕の先端にある発光器が発する光は、暗闇でも雑誌の文字が読めるほど明るいと言われています。

この光は、異種・同種間の信号(合図)や薄暗い背景に溶け込むカムフラージュの役目を果たすという説と、

敵に襲われたときに目くらまし(忍者みたいですよね。)のフラッシュライトのような役割だという説もあります。

食し方ですが、からし味噌和えや、佃煮、ボイルしたモノを三杯酢でたべると、

柔らかい食感とぷっくりしていて大変美味です。

旬は来月あたりから、梅雨の時期まで続きます。

最後に一句!!

停電だ 困ったときは ホタルイカ  (詠み人 「生きていないと光らないよ」さん)