【本日は雑談です。】

おはようございます。

本日は、映画館に関しての雑談です。

昨今の青森市は、めっきり映画館が減りました。

その理由は、郊外型映画館の進出だろうなとは思います。そこに行けば映画が数本の中から選べること、駐車場が無料であるなど消費者への利便性の高まりから都心にある映画館は姿を消していってしまったのでしょうね。(ドーナツ化現象ですね。)

後は、レンタルビデオやDVDも後押ししているかもしれませんが・・・。

昔、青森市で映画を見ると同時上映(つまり二本立てです。)が当たり前でした。現在の映画チケットとほぼ同額で二本映画が見れたわけです。一粒で二度美味しいみたいなことですが、今考えると、よく疲れなかったな?と思います。(1度すごい二本立てを見たことがあります。『プラトーン』と『サボテンブラザーズ』です。)

まぁ映画以外の娯楽自体が少なかったのかもしれません。私は、幼いころ映画を見に行くのが大好きでした。

小学生の頃、一人で映画を見に行った時に、大人になったような気分になったことを今でも覚えています。

見に行った後は決まって、映画に影響されていました。ジャッキーチェンの映画を見れば帰り道でカンフーの真似事をし、グーニーズを見れば、財宝探しの真似事をする。ジョーズを見て海で泳ぐのが怖くなり・・・。と、、今思い出した感じでも、昔見た映画ほど、記憶が鮮明に想いだされることが少し不思議です。

最近は、面白い映画を見ても、題名さえ忘れたりします。

(会社の先輩と飲みに行った時に会計を忘れるぐらい器用になりたいですがね?。)

さて、、幼少のころ私は父と映画を見に行くのが苦手でした。(イキナリの展開で申し訳ありません。)

というのは、映画を見に行く前、そして見ている時に儀式があったからです。

そんな大層なことではないのですが、映画館に行く前にお寿司屋さんに行って、にぎりと巻きモノを購入し、

酒屋さんに行ってビールとワンカップの日本酒を買い込むのです。

そして、映画館に入り飲み食べしながら映画を見る。

醤油と日本酒のかほりが映画館中に広がります。(結構他のお客さんに見られます。)

子供ながらに、周りに私達と同じ装備(寿司と酒のセット)で来ている家庭がいなかったので、

『あ?、これはウチだけなんだ。』と思っていました。

映画終了後は、ほろ酔いの父と面白かったねなどと話して帰っていたことを覚えています。

そして、この儀式の話を友人にしたところ「なんか、おめぇんちは映画見るのが、花見みてーだな。」

と言われてから、深く心が傷つき、苦手になってしまったのでした。(小さい頃は傷つきやすいですもんね。)