こんにちは。本日は、青森県大間産のカスペを使って、『カスペのカリッと揚げ』のレシピをご紹介します。 調理担当・毎度お馴染みの“さすらいの料理人N氏” 【写真左】カスペのヒレ3枚で5人分です。金属タワシ等で表面のヌメリを落とします。 【写真右】付け根の固い所は切り落として、ヒレの筋に沿って適当な大きさに切ります。 【写真左】カスペの切り身をボウルなどに入れて、熱湯を注ぎます。 【写真右】すぐに流水にさらして、表面のヌルヌルした皮を剥ぎます。(このヌルヌルが臭みの原因なのです。) 【写真左】ザルにあげて、バットに並べます。 【写真右】塩コショウを9振り程で下味をつけ、日本酒大さじ9を振り入れて、30分寝かせます。 【写真左】キッチンペーパー等で水気をしっかり取り、ビニール袋にカスペと片栗粉大さじ3を入れて、 カスペにしっかり粉がつくように袋をシャカシャカ振って下さい。 【写真右】180℃の油で揚げます。キツネ色になったら一旦取り出して油を切り、再度揚げます。 この二度揚げすることで“カリッ”とした食感になるのです。 器に盛り付けて『カスペのカリッと揚げ』の完成です。 今回使用した大間産のカスペは、北海道産のものに比べて身が薄かったので、 食感が楽しめる『カリッと揚げ』にしてみました。 忙しい時は、市販の“唐揚げ粉”を使用すると、ヌメリを取る下処理は要りませんが、 市販の唐揚げ粉を使うと、どうしても「鶏肉の唐揚げ」の味付けになってしまいます。 身が肉厚のカスペであれば鶏肉の唐揚げ風に向いていますが、身の薄いカスペならば 手間はかかっても、素材そのものの風味を大事にして、塩コショウでカリッと食べて欲しいです。 お試し下さい。